うつは絶対に放置しない|診断基準や対処法

治す方法と進化する治療

男性

うつと診断されたあと、治療では一体どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。従来から行われてきた治療方法に加えて、最新の治療方法まで紹介したいと思いますので参考にして下さい。

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軽度でも放置しない

ハートと聴診器

朝起きれない、気分が常にすぐれない、ひどく落ち込む事が多々ある、といった人は自分がうつかもと思った事はありませんか。うつかもと思っても、心療内科を受診しないという人が過半数います。軽度のうつであっても、放置する事で症状が進行してしまうことがあります。うつはいったん進行して重くなってしまうと、完治するのが非常に難しく、また再発を繰り返してしまう可能性すらあります。そのため、比較的軽度な症状が出ている時に早めに心療内科で診断を受けた方がいいのですが、病院に行かずに放置してしまう方も多いです。結果症状が重くなってから病院へ行き、治るまでにかなりの時間と労力を費やしてしまう事があります。このような事態をさけるためにはどうすれば良いのでしょうか。うつかもと思っても、なぜみんなすぐに診断を受けにいかないのか考えてみましょう。
まず言えることは、うつは一過性のものと思っている人が多いということです。確かに、一時的な気分の落ち込みは、日常生活でもあるでしょう。上司に何か言われて凹んだり、パートナーとけんかしてしまったりということは、すべて避けられるものではないので時には気分が沈んでしまうということもあるでしょう。しかし、うつはそういったすぐに回復する類いのものではありません。うつ病になると脳内の神経伝達物質が正常に分泌されなくなってしまうのです。これはれっきとした脳の病気であり、適切な医療機関での治療が必要です。気分がふさぎ込みがちなことが2週間ほど続いてしまったら、自分では症状を改善できないうつであると診断される可能性があります。落ち込んでいても、今までは2、3日で回復していたが、最近いろいろ考えることがあり、常に気分がすぐれないという人は、すぐに心療内科の診断を受けましょう。早い段階で診療をうければ、日常生活を続けながら治すということも可能です。うつ病は一過性の気分の落ち込みとは違う、病気なのだということを念頭に置いて下さい。
うつを発症しても病院に行かない人が多い理由の一つとして、うつは甘えだという考えが、まだあることが挙げられます。特に男性に多いのですが、うつは気の持ちようで治る、と思っていたり、うつになるなんて恥ずかしいといった感情があるのです。うつは心と体の疲労から起こる疾患です。心が弱いからなるということではなく、自分の許容量を超えて頑張りすぎてしまう人がなりやすい病気なので、本来はまったく恥ずかしいことなどないのですが、目に見える体の病気と違い、うつは本人以外には症状がわかりづらいので、なかなか認めてもらえないという風潮から、このように恥ずかしいと思ってしまう気持ちに繋がってしまうのです。うつと診断されると出世に関わってしまう、自分が休むと業務に差し支えがあると頑張ってしまう気持ちはわかるのですが、慢性化してしまうと社会復帰自体が難しくなってしまったり、家族など身内にも多大な影響を与えてしまう可能性があります。現在、心が苦しい状態が続いていたり、休んでも休んでも体がだるいといった症状を抱えている人は、相談だけでもすぐにしてみましょう。その上で、担当医と今後どのような生活をしながらうつを治していくのか考えましょう。
このような理由から、病院で診断を受けるのをためらってしまうという人がいるとわかりましたが、この状態を放置してしまうといったいどうなってしまうのでしょうか。うつが重くなってしまうことに加えて、いろいろなトラブルを併発してしまう可能性がありますので、そのことについても考えてみましょう。病気を放置してしまい、ストレス発散や気分を紛らわせるためにお酒を飲み、アルコール依存になってしまうという人も多いです。気分がすぐれないからお酒を飲む、眠れないからお酒を飲んで寝るなどの生活を続けている人は、疲労が慢性的に溜まってしまう可能性があるので要注意です。多少の飲酒であれば気分転換にもなるかもしれませんが、毎日飲んでしまったり、一度に飲む量が増えていっている場合は、そのあとに睡眠をとったとしても疲労感が抜けない場合があります。実は、アルコールを摂取すると眠り自体が非常に浅くなってしまうので夜中に何回も起きてしまったり、睡眠の質が落ちて疲れが取れなくなってしまうことが多いのです。気分が落ち込んでいる時にお酒で改善しようとするのは危険だということを認識しましょう。
その他にもうつを放置しておくと、うつ以外の他の心の病気も併発してしまう可能性があります。すこしでもうつかもと思ったら迷わず医師の診断を受けましょう。

新しいうつについて

書く人

うつの分類に関しては現在も研究が進んでおり、昔はなかった新型うつなどと診断されるケースもあります。いろいろなうつがあるということを知ることが、患者が回復しやすくなる社会作りにつながります。

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子供がうつになるケース

医師と患者

現代の日本では10代の子供がうつと診断されるケースが非常に多くなってきています。原因を知るとともに、子供がうつになってしまったらどうすればいいのか考えてみましょう。

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